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コラム


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 小学生の孫が「結婚するのにはものすごいお金がかかるんだよ。」と言いだした。家族で少子化問題について話し合っているのだろうか。さらに、「ポイントが貯まると子供が生まれるんだよ。」と言い出したので、何の話かと思わず笑ってしまった。

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 この歳になって改めて思う。もしも人生をかけて夢中になれるものを見つけられて、努力を継続していたら、もっと高みをめざせたかもしれない。ところが実際は、まともな論文すらひとつも書けなかった。歴史に残る成果などとてもあげられてはいない。しかも、集中力を失ってきている高齢になって、飽きっぽい傾向はますます強まっているようだ。

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 高齢になると、他人との付き合いにおいて、しがらみや義務に囚われなくて済むという特権が得られる。これは、若い頃には手に入れることが難しかったものである。例えば、現役時代には嫌でも組織のルールに従わなければならなかったし、

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 パソコンを使っていたりスマホを見ているときに、何かアイディアが湧き出たり、頭の中が整理されたりすることはまずない。もう何十年も仕事や勉強でIT機器を使ってきたが、調べたり、記録したり、他者に説明するための資料を作成したりすることの効率を上げる道具であるとしか思えなかった。

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 ふとしたきっかけで、「これこそ自分が求めていたものだ」と気づくことがある。まさにそれが、最近出会ったポルトガルの音楽『ファド』である。アマリア・ロドリゲスの歌を聴くことが一日の終わりの儀式の様になっている。

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 私は全くスポーツには関心がない。ニュースも殆ど見ない。当然、野球のことなど分からない。そんな私が唯一名前を知っている野球選手が大谷翔平選手である。その他の選手は、メジャーリーガーであっても知らない。

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 この10年間、数多くの技術的な論文やレポートを読んできた。学生のレポートだけでなく、若手の技術者による技術開発に関する論文もかなり読んだ。その内容が年々質を上げていることに驚かされる。

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 20歳代、30歳代の若い頃一世を風靡した女優が、50歳を越えて「若かりし頃に戻りたいか」聞かれたとき、嫌だと答えていた。その理由は、あの時の苦労をもう繰り返したくない、ということだった。

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 最近はまっていることとして、タイ語とアラビア語を耳からだけで習得しようという試みがある。タイ語についてはすでに述べたので、アラビア語について取り上げたい。タイ語と比較すると言葉は捉えやすい。

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 インドの国民が幼い頃から算数や数学の勉強を良くしているというのは定説になっている。掛け算は20×20、いや25×25まで覚えるという。一方で数多くの優秀なIT(情報技術)人材が輩出されているということも知られている。

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 毎年恒例の所得税の確定申告を今年も1月末までに済ませた。e-Taxによる申告は10年に及ぶ。当初は、毎年、システムの使い方を思い出すことから始め、申告まで辿り着くのがひと苦労だった。

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 今年(2024年)に入って、突然、アラビア語とタイ語を習得しようと思い立った。せめて旅行に行ったときに簡単な会話ができればよい。しかし、これらの言語の文字は私にとっては模様にしか見えない。

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 50年以上私の携わってきた仕事は、コンピュータのソフトウエア開発技術に関するものだった。そのうち40年以上は、企業における技術開発とその定着化、残る10年は大学の教員としてのコンピュータ技術に関連した人材育成である。

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 今年(2024年)の新年は忘れられないだろう。初日の出に手を合わせたその日の夕刻に、能登地震が発生した。復興までどれだけの時間がかかることだろうか、暗澹たる気持ちになる。

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 遡ること9年前、2015年の1月は、ビジネス誌から学会誌まで同じテーマの特集を組んでいた。2045年に来ると言われていたAIが人間の知能の総量を超える「シンギュラリティ」まであと30年という「2045年問題」である。

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 年末の直前になって、大学で私が講義を担当している全てのクラスの期末試験が終了した。試験中の教室を眺めていてあることに気づいた。やたらうるさい。もちろん私語ではない。

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 2023年も間もなく終わろうとしている師走、めちゃくちゃ忙しいと言いながら、時間ができれば夢中になって読んでいる本がある。SF作家のアイザック・アシモフの「黒後家蜘蛛の会」(1巻から5巻)である。新聞の書評欄で知り、すっかり嵌ってしまった。

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 人間の生きる価値に高低はない。全ての命は平等に価値がある。しかし、世の中に与える影響力という価値には差があるということ、それがお金の額で量られるということをまざまざと認識させられた。

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 テレビのビジネス番組でnoteというweb上の記事投稿サービスのことを知った。驚いたのは、これまでのネット上の投稿による稼ぐビジネスモデルとの明らかな違いだった。

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 我が家には動物のぬいぐるみが沢山ある。いつもパソコンに向かっている部屋で目に入るものだけでも、柴犬が3匹、パンダ、ゾウ、ライオンが各1匹、シマエナガが1羽いる。

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 私の体が寒さに反応し出してから、しばらくは秋の気配があまり見られなかったのに、県立公園の木々は一気に赤や黄色に染まった。水鳥も増えてきた。残念ながらオオバンにはお眼に掛かれていない。今年は短い秋になりそうだ。いよいよ師走の忙しさがやってくる。

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 高齢者は気温の変化に気づきにくいとよく言われるが、実は体のセンサーはかなり敏感に寒さに反応していることが分かった。数日前のこと、朝起きたら体が「錆びたブリキのロボット」状態になっていたのだ。

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 毎年、11月の初旬には国内の一人旅をしている。今年は、関西方面の2泊3日の旅をした。いつも、大まかな計画を立てホテルの予約と主たるルートの切符の購入だけする。

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 情報処理推進機構(IPA)が出している「2023年版 情報セキュリティ10大脅威」によると、「組織」向けセキュリティ脅威の第10位に初登場したのは、犯罪のビジネス化(アンダーグラウンドサービス)である。

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 自分以外の誰かから指示、あるいはアドバイスによって何かを学ぶよりも、自分自身が何かを発見し、それについて探求していく方がずっと楽しい。

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 70年も前のことになるので記憶が曖昧ではあるが、私は親に抱っこされたり、親に抱きついて甘えたりした経験がない。年の近い弟が二人いたからかもしれないが、弟たちも(赤ちゃんの時はともかくも)両親によく抱きついていたようには見えなかった。

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 引き出しの奥から古いカメオのブローチが出てきた。60年前に父が海外出張のおみやげに買ってきてくれたものである。金具は錆びているものの壊れてはいない。

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 食中毒が最も多い季節は秋だそうだ。秋は運動会、遠足、行楽などでお弁当を作って持ち歩く機会が多いので、食中毒防止対策が大切だとテレビのニュースショーで強調していた。

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 子供ができた直後から強く死を恐れるようになった。たとえ体の大半が失われても生き続けて子供たちを見守らなければならない、とずっと考えていた。それまで空の旅が楽しかったのに、飛行機が怖くてたまらなくなった。

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 最近、朝ドラのセリフが聞き取れないことが増えた。とくに主人公が小さな声で何かをつぶやいたり、妻と話し合ったりするところなどは、何を言っているかわからない。

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 最近小さな公園をよく見かける。ベンチだけのものもあるが、ブランコなどのちょっとした遊具のあるものが多い。夏が近づく頃から周辺に雑草が生い茂り、遊べる空間が狭くなっているのではと心配になるが、気づくと雑草が刈られてきれいになっている。

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 十年前の65歳の誕生日、勤めていた企業を定年退職した。勤務先は何度か変わったものの、40年以上に渡る会社員生活がその日で終了した。その後の十年間は、大学の教員として全く違った環境で働き、多くの経験をした。

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 夏休みの終わりに近い日、子供たちと孫たちが集まった。私を除く全員が(どうやら)ゲームの話題で盛り上がっているようだ。私には全く意味が分からないし、そもそも興味が無い。

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 私は他人に命令、指示されることが大嫌いである。できるだけ何でも自分自身で決めたい。アドバイスすら敬遠したい。そのため、よほどのことが無い限り他人に相談はしないし、必要もないのに自分がしようとしていることを話題に出すこともしない。

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 今年の夏は、迷走する台風とゲリラ豪雨に翻弄された。それでも、いつしか秋の訪れが感じられるようになっている。例えば、アイスコーヒー一辺倒だったのにいつの間にかホットコーヒーが美味しいと感じる。

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 立秋を過ぎても気温は一向に下がらない。今年は、早朝から深夜に至るまで30度越えも珍しくない。気温だけ見ていると1か月半は猛暑続きと言っていいだろう。

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 遂に誕生月が来て、後期高齢者医療被保険者証が届いた。市役所からの簡易書留の封を開けて思わず「何これ」と声を出してしまった。今までの(国民)健康保険証の2倍以上の大きさの紙が1枚である。

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 例年、7月から8月にかけては暑さに苦しんでいる。その強度は年々増していて、対処法も年々変化させざるを得なくなっている。例えば、3年前には何台かのPCが熱暴走で使い物にならなくなった。

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 人生100年時代、私の残りの人生は4分の1になろうとしている。しかも、私はこれからする全てのことを「完食」つまり完結させることを目指している。そのためには、食事において何を食べるべきかの吟味が必要であるように、仕事についても何をすべきかを慎重に考えなければならばない。

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 私の仕事机の上には何枚かの白い紙をステープラーで止めて作ったメモ帳が2種類、罫線の無いノートが1冊置いてある。何かに気づいたり、考えをまとめたりするときは、これらのノートとボールペン(消せるものと消せないもの)、蛍光ペンを使って、脳内に浮かんだ様々な考えを書き出す。

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 我が家の近所のマンションに3階建ての立体駐車場がある。まるでパズルのように車がずれて行き、空いたところを車が下りていく。うまくできていると感動した。

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 75歳が間近に迫ってきた。過去を振り返って「ああすればよかった」と後悔することは殆ど無いのだが、最近になって気になっていることがある。

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 思い起こせば、英語を身に着けるために随分お金と時間を使ってきた。学校の授業以外にもマンツーマンの英会話学校(かなり高額)に数年間通った。

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 チャットGPTなどの生成AIに対して様々な質問をして、おかしな回答、間違った回答が出てくるのを面白がるということが流行っている。私も実は色々試して、まだ人間は越えられていないと密かにほっとすることが結構ある。

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 ある人が「赤ちゃんは不完全なように見えているが、いつもそれぞれのレベルで十分に一人前に生きている」と話すのを聞いた。つまり、赤ちゃんと言う状態、子供という状態で、持てる限りの力を使って生きているということである。

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 最近の私は、ちょっと難しい本であれば3回は読み返さなければ理解できない。記憶力も理解力も最大だった20歳の頃の自分に戻れたらと思いきや、何度も読む手間を楽しんでいる自分がいる。

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 インドの哲学者である龍樹(ナーガールジュナ)(150−250)の「空」の思想を知ったのは、全くの偶然だった。量子力学に関する本を色々読んでいた時「世界は『関係』でできている」(カルロ・ロヴェッリ著 2021)に辿り着いたからである。

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 私が外食をすることが殆ど無くなったのは新型コロナの影響ばかりではない。生活がほぼコロナ前に戻りつつある現在でも、外食どころか中食すらする気がなくなっている。美味しいものが食べたくないのか。

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 私の手元には役所から届いた新型コロナワクチンの接種券がある。6回目と7回目の分である。6回目接種は5月から8月まで、7回目接種は9月から12月までにするようにと書いてある。

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 大学の新学期が始まる4月、新しいPCを購入した。Windows11のタブレットPCである。私の家には動くPCが6台(Windows10/11が3台、Ubuntuが3台)あることはこのコラムでも何度か取り上げてきたが、なぜまた増やす必要があったのか。

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 実は、密でない場所では内輪の集まりに限ってだが、かなり早い時期からマスクを外すようになっていた。例えば、ZOOMなどを使って会話ができていて顔が知られている場合なら、マスクを外すのはそれほど抵抗がなかった。

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 現在、全世代に共通の話題となっているのがチャットGPTに代表される対話型AIである。私のような高齢者の集まりでも、ビジネスマンの集まりでも、あいさつ代わりにこの話題が出る。

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 ウォーキングの途中で小さなスズランのような白い花を沢山咲かせた樹木を良く見かける。住宅の生垣、歩道の脇などにずらりと並んでいるのは圧巻とすら思える。調べてみたら馬酔木(あしび)だった。

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 毎日、2時間以上のウォーキングを続けている。暖かくなったこの季節は足の運びも軽やかになった気がする。先日、途中のスーパーの店先にちょっと形の悪い野菜が出ているのに気づいた。白菜が1個100円(!)、ニンジンが3本で70円(!)。

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 不思議なことに、家電品が同時期に次々と壊れたり不具合が起きたりすることがある。何かの呪いかと思いたくなる。冷静になって考えれば単なる偶然が重なっただけなのだが。

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 道を歩けば、鮮やかな赤紫色のモクレンの花が目に飛び込む。白いコブシの花も多く見られる。春を彩るのは梅や桜だけではない。桜が終わればハナミズキだ。年々、春の散歩道はカラフルさが増していく。

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 3月7日、電車で移動中にスマホにニュース速報が届いた。H3ロケット初号機打ち上げ失敗と知り力が抜けた。詳細な情報が知りたくて報道番組を観てみたものの、野球のWBCの話題ばかりで殆ど話題に上っていなかった。

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 今年は春が一気にやってきた。池や川に沢山いたカルガモやオオバンなどの水鳥は北に帰って行ったのか、数がぐんと減った。一目で見られる範囲の水鳥の数が一瞬で数えられるくらいに。面白いのは、ほぼ間違いなく水鳥の数は偶数ということである。

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 自宅の本棚で読まずに10年も眠っていた書籍を見つけて読み始めた。「知の歴史−世界を変えた21の科学理論」(徳間書店 2002)である。これは、20世紀に科学誌「ネイチャー」に掲載された、現代社会に大きな影響を与えた研究成果につながる21の論文と、その解説を掲載したものである。

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 首相や企業のトップを始めとする影響力のある人たちの発言が物議を醸すことがよくある。大抵は当人が「そういう意味でいったのではない」「誤解を招く発言をした」と釈明や謝罪をするが、世間はそのままには受け取らない。

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 3年間のコロナ禍を経て、大学における私の担当する授業のやり方が大きく変わった。最も大きいのが完全にペーパーレスになったことである。テキストはデジタル化したものを配信、講義中に新しい情報を画像で提供、試験もPCと授業支援システムを使って実施している。

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 ダイニングテーブルの隅に春の和菓子の写真の載った雑誌が広げてある。水流や桜を象った練り切りなどである。食べていることを想像すれば味、香り、舌触りまで蘇る。私は、洋菓子も和菓子も殆ど想像の世界でしか食べていない。

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 所得税の確定申告をe-Taxで予定通り行った。昨年も同時期に書類を作成して申告を行ったのだが、数日後に税務署から電話があった。書類の電子認証ができていないということだった。

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 この数年間、大学の授業において千人近くの学生に毎週レポートを書いてもらい、全てに目を通してきた。振り返ってみると多くの気づきがある。その一つが非常に気になっているので紹介したい。

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 この一年間で(過去に読んだ本の再読も含めて)様々な本を読んできた。その中で最も納得し、さらには自分の生き方にも影響を与えたと思われるものは、「なぜ世界は存在しないのか」(マルクス・ガブリエル著)である。

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 今年になってフランス語の勉強を始めた。自分でも思ってもみなかった行動である。フランス語は50年以上前の大学4年の時、アテネフランセという学校の単科コースに通って集中的に学んだことがある。

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 もう65年以上前のこと、時々、小学校の門前で怪しげなおじさんが怪しげな物を売っていた。下校途中の小学生の多くがおじさんを取り囲んでそれを手に取っていた。あるとき「体が透けて骨が見える眼鏡」なるものが売られていた。

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 新たな年が始まった。昨年、一昨年とは違った穏やかでかつ希望も感じられる年始である。決してコロナ禍は終わっていないのだが、ウィズコロナで普通の生活は戻りつつある。しかも、コロナ前と比べて良い状態になった面も多い。自分の周囲からそれを挙げてみたい。

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 何日か前、数個の玉ねぎが冷蔵庫の冷凍室に放り込まれているのに気づいた。うっかり野菜室と間違えて入れたようだ。カチカチになった玉ねぎを野菜室に入れたら、次の日には柔らかくなってしまった。

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 年末になると私的な今年のベストテンを決める。気づいたのだが、今年は春と秋に2泊3日の一人旅をしていた。一昨年、昨年と旅行は控えていたのに、コロナが収束していないにもかかわらず2回も実行している。

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 クローゼットを開けてふと気づいた。この1年間、いやそれ以上の期間、一度もスカートを履いていない。家にいる時間が長いからではあるが、それでも以前は大学の講義や人と会う時はスカートにストッキングを履いていた。

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 私には人生100年を元気に生きるための「信条」のようなものがある。例えば、身近なところでは「席を譲られたら決して断らない。妊婦さんには席を譲る」「100m先であっても必ず横断歩道を渡る」「お金を貯める最も有効な方法はモノを買わないことである」などである。

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 一瞬道を間違えたかと思った。5種類ある散歩ルートの一つを2週間ぶりに歩いてみたら、あるはずのないスーパーが現れたからである。ぐるりと一回りしてみると、壁に文字を消した跡が見えた。そういえばここには確かにスーパーがあった。

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 いつも使っているノートパソコン(Windows 11)でマイナポータルを使ってみようと手持ちのICカードリーダーを差し込んだが全く反応しない。理由を調べて分かったのだが、このデバイスはWindows 8.1までしかサポートしていなかった。

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 毎年11月に行っていた秋の一人旅を3年ぶりに再開した。今回は5年前に辿った北陸の地を前回とは逆に巡った。体力は明らかに向上していると実感した。やはり毎日2時間強のウォーキングは有効だった。

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 DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉を見ない日はない。デジタル化でビジネス変革、組織変革というメッセージが世の中に溢れかえっている。ふと1990年代初めのBPR(ビジネスプロセスリエンジニアリング)ブームを思い出す。

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 最近、量子力学の一般向けの解説書を読む機会があった。私は理系とはいえ物理学は専門ではなく、数式とは無縁の生活を数十年続けてきたので理解できる自信はなかったが、結構すんなりと読み終えてしまった。

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 もう4年ほど毎日2時間強のウォーキングをしているが、どっきりする光景によく出会う。それは、車の行き交う広い道路の横断歩道ではない所で人が渡る光景を目にすることである。横断禁止のための柵が設けられていても、平気で乗り越えていく。

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 いつも乗っている電車のいつもの場所に本の広告が貼ってあった。読者の感想が並ぶ中に、「これを読んで人生をリセットしたいと思った」というものがあってびっくりした。私自身は、若い頃に戻って人生をやり直したいと思ったことはない。

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 ここ数か月、自宅の電気代がかなりかさんでいることに気づいた。そこで、昨年の支払い金額のデータを探し出して今年と比較したところ、8月の支払い(7月の使用量を反映)は1.4倍にもなっていた。

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 気づいたら9月は終わっていた。そういえば、9月はいつもめまいと足のつり(こむら返り)に悩まされていたのだが、今年は殆ど無かった。何か良いことをしたのだろうか。考えてみても思いつかない。

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 最近、大学の授業のための資料を作成する際に間違いを見つけることが多くなっている。これで完璧と思っても、読み返してみると目次と内容がずれていたり、日付や時間が違っていたりすることに気づき、何度も修正作業を繰り返すはめに陥る。

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 エリザベス女王が亡くなった。大半の日本人が想っているのと同じ思いで受け止めている。ただしいて言えば、女王が私の98歳の母と2歳違いであること、チャールズ新国王が私と同年であることで、他の人より感じるところは多いかもしれない。特に、「私はどのような最期を迎えたいのか」というここ数年間考え続けてきた課題について参考となる答が得られるのではないか、という思いは強くなった。

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 ウィトゲンシュタイン(1889−1951)はオーストリア生まれの著名な哲学者である。哲学とは全く無縁な生活を送ってきた私がその名を知ったのは全くの偶然である。数年前、友人が「持っていた本を間違ってまた買ってしまったのであげるよ」と分厚い本を譲ってくれたのだ。

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 小学校低学年の孫と話をしていると、新しいことを知った喜びが伝わってくる。春には雲の形と天気について嬉々として語っていた。最近は学校でのプログラミング学習についてやっていること、これからやりたいことなど話してくれた。幼い時は「知ること」がほぼ「発見」なのだろう。それが感動を呼び起こすのだ。

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 この夏は、ヒトという「か弱い種」がどうして地球で最強の存在になりえたのか、を考え続けてきたように思う。具体的には家に引きこもって本ばかり読んでいたのだが。半月ほど前には「なぜヒトだけが言葉を話せるのか」(トム・スコット=フィリップス著、東京大学出版会)から、「自分の意図を明示し、推論するコミュニケーション能力」を身につけたから、という説に大いに共感した。

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 今年のお盆の時期をはさんで3週間ほどは、猛暑、コロナ、豪雨のニュースばかりをテレビで観ていた。しかし、その合間を縫って流れてくるのは、観光地に押し寄せる人たち、都会から地方に移動する家族連れ、プールではしゃぎまわる子供たち、盆踊りや花火に感動する人たち、などなど、3年ぶりに行動制限のない夏を満喫する人たちの映像だった。

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