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猛暑の中でケアすべきモノたちよ


2022.07.17


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 今年はいつになく早く猛暑が来てしまった。毎年、この時期は電子機器、特にパソコンのトラブルが多発し、その対策に汗をかく。いつの間にか我が家(所属人数は私1名)のパソコンは6台になってしまった。今年こそはトラブルが起きませんようにと祈るばかりである。幸い、現在のところ大きな問題は生じていないが、夏はこれからなので気は抜けない。

 2年前は、2台のノートパソコンが熱暴走を起こして使えなくなった。そのうちの1台は買って2年しかたっていなかったのでショックだった。結局、2台ともOSをWindowsからUbuntu(LINUX)に入れ替え、外付けのキーボードを使うことでひとまず生き返った。その後2年近く安定している。Officeの資料作成が可能であり、プロジェクタで画面の投影ができることも確認している。いざという時のバックアップとして十分働いてくれそうである。そんなわけで今の私はUbuntuの大ファンである。

 昨年は、新たに購入して大学の授業で使っていたノートパソコンが購入後1年と数日でバッテリーがだめになってしまった。ファンが5つ付いた冷却パッドを使って一旦はZoom会議ができるくらいに回復したものの、やがて使い物にならなくなった。時々狂ったように起動を始めるので、いつか生き返るかと期待しているが望み薄である。その後新しいノートパソコンを買い、亡き夫の壊れたパソコンを復活させて合計6台となった。

 さて今年は、パソコンたちを涼しい部屋に置き、使うときは必ず冷却パッドを敷き、毎日必ず1回は起動して状況を確認するなどしてケアに努めている。現在不安定なのは、昨年壊れて時々狂ったように起動するパソコンと亡き夫のパソコンの2台だが、これらは仕事で使うことは諦めている。それでも、パソコン不具合の原因究明、Windowsの仕組みの探索など別の使い道はある。うまく動いた時に喜びを与えてくれる玩具とも言える。

 さて、もうひとつ猛暑でケアが必要なモノを忘れてはならない。それは「自分自身」である。熱中症、そしてパワーアップした新型コロナからいかにして身を守るか、が喫緊の課題ではあるが、それ以外にも毎年起こる不具合がある。一つは明け方に脚が攣ること、そして突然襲う「めまい」である。ただ、昨年の日記を確認すると今年は頻度が少ないようである。夏はまだまだこれからなので気をつけよう。

 熱中症に関しては、本当に対策を考えるようになったのはこの2年位である。それまでは、エアコンの温度設定と実際の部屋の温度に差があることすら気づいていなかった。まずは自分の体感温度というものを信用しないことにして、身近に温度計を置き、その温度が28度になるようにエアコンの温度と風向き、風量をこまめに切り替えている。エアコンの設定温度と手元の温度計の温度の差は1、2度ある。その差も外気の温度によって変化する。外気が高温だと室内は急激に冷えるので、時間帯によっても設定温度を変える必要がある。

 こうして、朝から晩まで頻繁にパソコンを立ち上げ、就寝中も含めて一日中エアコンを使っているのだが、これも命を守るためと割り切っている。大学が夏休みに入ったらすぐに4回目のコロナワクチンを打つ。9月からの新学期に備えて。これも命を守るためだ。

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